犬のウェットフード(缶詰)は体に良くない?2つのメリットと7つのデメリットを解説

ドッグフードの豆知識

こんにちは。今日はウェットフードのお話です。

ドライフードと違って人間の料理に近い見た目で、名前も「シチュー」とか「スープ煮」とか「ミートローフ」とか見るからに美味しそうなものばかりですよね。

一方で、よく聞かれるのが『ウェットフードは体に良くない』という意見。

あげたいけど健康に良くないのかな?と悩んでいる人はきっと多いはず!そこで今回は、ウェットフードのメリット・デメリットを徹底解説していきます。

ウェットフードが悪評ばかりなのは何故?

「ウェットフードは体に良くない」と言われる理由をざっと並べてみました。

  1. 歯垢がつきやすい
  2. 主食にできないものが多い
  3. ドライフードより価格が高い
  4. 添加物や保存料が入っているものが多い
  5. 噛む必要がないためあごの筋力が衰える
  6. 開封後は1~2日で食べきる必要がある
  7. 嗜好性を上げる為に塩や砂糖などが入っている製品がある

こんなところでしょうか。確かにデメリットは多いですね。

皆さんが1番気にするであろう添加物ですが、これは決してウェットフードだから添加物が多くてドライフードだから少ない、というものではありません。

確かにウェットフードはその水分量ゆえ腐りやすく、保存料などが添加されている場合がありますが、本当にその商品によりけりです。ウェットフードでも完全無添加のものはたくさんありますし、反対にドライフードでも添加物まみれのものは山ほどあります。大切なのはどちらを選ぶときも原材料をしっかり確認することです。

そして注意したいのが、ドライフードが「総合栄養食」なのに対しウェットフードの大半が「一般食」である点。

総合栄養食とは、そのフードと水さえ摂取していれば栄養バランスと健康が保てるように設計されたフードのことを言いますが、対して一般食は、それだけでは必要な栄養素のすべてをまかなうことが出来ないフードのことを言います。つまり一般食と書かれたウェットフードを主食にすることはできないのです。

さらに、柔らかいために歯に歯垢がつきやすく、毎日しっかり時間を割いて歯磨きをしてあげられる家庭でないと歯周病のリスクは高くなります。

このようにドライフードに比べると欠点ばかりが目立つウェットフード。フードの品質にこだわる飼い主さんからの評判が悪いのはこれらの理由によるものです。

ではウェットフードを食べさせるメリットはないのか?

いえいえ、決してそんなことはありません。

無添加で調味料が入っていない製品を選ぶことが必要になってきますが、使いどきや使い方を誤らなければウェットフードを使った方がいい場面もあるのです。

たとえば、噛む力が弱い子は柔らかいウェットフードの方が食べやすいでしょう。
そしてドライフードより嗜好性が高いので食欲が落ちたシニアの子、病気の子の食べるきっかけ作りにもなります。

こんな風に、主にドライフードを食べづらくなったシニアの子に向いていると言えます。ただし、前述したようにあくまで主食であるドライフードの風味付け程度に留めておくことが大切です。

まとめ

以上、今回はウェットフードのメリット・デメリットをまとめました。

メリット

  1. 柔らかいため嚙む力が弱い子でも食べられる
  2. 食いつきがいいので食欲がない子でも食べてくれる可能性が高い

デメリット

  1. 歯垢がつきやすい
  2. 主食にできないものが多い
  3. ドライフードより価格が高い
  4. 添加物や保存料が入っているものが多い
  5. 噛む必要がないためあごの筋力が衰える
  6. 開封後は1~2日で食べきる必要がある
  7. 嗜好性を上げる為に塩や砂糖などが入っている製品がある

ウェットフードはデメリットも多いですが使い時さえ間違わなければ便利な食べ物だと思います。原材料をしっかり見極めながら賢く活用しましょう!